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実録、競売開札場
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★競売不動産、開札場の雰囲気
競売不動産の資料を閲覧するため、裁判所には何度も足を運び、何度も入札開札をしましたが開札を聞くのは初めてです。
かなりキンチョーしています。。前日の晩もなんども何度も目が覚めてしまいたした。。。
落札した後どうしよう? だめだったらどうしよう?
などなど少し考えすぎたのかも知れません、、、意外と小心者です。
いざ、出発しようと思うと外は大雨。ちなみに入札の日も大雨でした。。。
ちょうど梅雨の時期でしたので仕方がない、と自分に言い聞かせ、傘を手に自転車に乗り込みます。 |
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私の自宅から自転車で15分ぐらいは行けば、裁判所に到着します。
裁判所を見上げ、いつもと違い少し緊張しながら、いざ開札場のある3Fへ、、、
10時から開札開始ですが、15分前に着いたのですが、すでに20人ぐらいは人が待っていました。
季節は7月の夏、50代ぐらいのポロシャツと半パンのおっちゃん、スーツ姿のいかにもプロっぽい人、初老の夫婦 などなど、多彩な顔ぶれです。
10時少し前に開札場に入りました。100個以上のパイプイスが並んでいましたが、場内はがらがらです。
一番後ろの端っこに腰掛け待ちます。いよいよ始まります。どきどきです。
執行官らしき人が3人横一列に座っていました。まずは、入札書の開封作業から始まりました。
人が少し増え5人で作業を開始しました。その中の真ん中に座っていた人が、注意事項の説明を始め、次に、取り下げになった不動産を読み上げていきます。
執行官「開封に時間がかかりますので、開札読み上げは11:05に始めますので、一旦休憩をどうぞ」と言われました。。。
、、、、まだ10分ぐらいしかたっていません。いきなり休憩か、、、どうも、はりっきて10時にこなくてよいみたいです。。。
小一時間ぐらい時間が空きましたが、特にすることもなく、持ってきていた本を読んで、待つことにしました。
そのまま開札場の席で待っていると、11:05が近づくにつれ、人がどんどん、やってきます。
10時のときは、20人ぐらいで、 「こんなものなのかな…」 と思っていたのですが、来るわくるわであっという間に、開札直前には80人ぐらいにはなっていたと思います。
9:1ぐらいの割合で男性でした。女性の方も業者さんの事務員さんのようで、すべての結果を必死でメモっていました。
男性ばかり、しかもおっさんばかり。私と同世代(30歳です)の人は、あまりいませんでした。
しかも、ジーパンに白Tシャツの吉田栄作風スタイルです。少し浮いていたのかもしれません。。。
いよいよ、読み上げが始まります。もっと空気も張りつめ、シーンとしているのかな、と思っていたのですが、意外と人の出入りの気配で、ざわついている感じでした。
さすがにしゃべっている人はいませんでしたが、なんだか拍子抜けです。
今は、時間短縮のため5位までしか読み上げません。
昔はすべての入札者の名を呼んでいたみたいです。5位から順に読み上げ、最後に呼ばれた人が、落札者です。
執行官らしき人がたんたんと読み上げていきます。目当ての読み上げが終わると、人がパラパラ帰っていきます。
私が入札した不動産は、後ろのほうだったので、まだまだ時間がかかりそうで、ひまでした。
結局私が入札した不動産が読まれるころには、30人ぐらいに人が減っていました。
さぁ!ついに私の入札した不動産です。。。
執行官「入札件数 17件」 「○○梶@\3,913,000」 「○○ \……」 と続いていきました。
「17件!!」と聞いた瞬間に、敗北を確信しました。私の予想では、入札者は多くても5件ぐらいだろうと思っていたので、この時点で、予想から大幅に外れています。
結局、316万で入札した私は5位にも入らずに、いったい何位だったのかすらわからない、惨敗でした。
この不動産は、休みのたびに現地調査に出かけ、入札も大雨にもめげず、開札も雨の中聞きに来たのに、このありさまです。
最終結果は、\4,519,000 個人の人が落札されていました。
ショックでした。 落札する気まんまんでしたので。。。落札できなかったことに、ショックです。
17件も入札者がいたことに、ショックです。入札と落札金額の差額が約130万もあったことに、ショックです。
今回は自分の予想と開きがありすぎました。
私の落胆をよそに、開札はたんたんとすすんでいきました。。。
私は、用事がなくなったので、立ち上がり会場をあとにしました。
結果は惨敗でしたが、よい経験が出来ました。時間が許す限り、開札には行くべきです。
あのどきどき感は、心地よいです。
帰るころには、雨もすっかり上がってました。再び自転車に乗り込み、帰りながらめげずにまだまだ不動産を買うぞ!!と新たな強い決意を抱きながら、帰りました。 |
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